本の紹介 経営者本①:「複業」で成功する (新潮新書)
今回は、最近読んだ本の紹介をしたいと思います。以前から私の経営者に対する尊敬の念は揺るぎないものがあり、定期的に経営者の本を読むようにしています。この本も、上場企業経営者の1冊です。
・こんな人におすすめ
読後の感想にもある通り、「弁護士ドットコム」の創業ストーリーだけでもかなり読みごたえがありますので、この部分だけでも十分この本を買った価値があったなと思いました。
そのほかにも、弁護士ならではの視点で、副業、複業についての記載があり、これから副業・複業を伸ばしていきたいと考えている私にとってはとても勉強になる一冊でした。そのため、以下のような方におすすめしたいです。
✓ 副業・複業を始めたいと思っている方。
✓ 将来、起業したいと思っている方。
・著者紹介
元榮 太一郎
1975(昭和50)年米国イリノイ州生まれ。慶應義塾大学法学部卒。旧司法試験合格後、アンダーソン・毛利法律事務所に勤務するが三年で独立、弁護士ドットコムを創業。現在、同社の代表取締役会長、弁護士、参議院議員の“三足のわらじ”を履いて活躍中 。(本書の裏表紙より転載)
・購入動機
弁護士ドットコム 創業者にして、弁護士、参議院議員を担う著者の本に書店で目が留まり、興味が湧きました。弁護士ドットコムは2005年創業で、現在においては時価総額約1,000億円企業であり、そんな企業を作り上げた著者への興味から購入に至りました。
テーマ自体も、副業・複業と、副業を伸ばしていきたいと考えている私の関心テーマにマッチしていたことも購入動機の1つです。
・読後の感想、印象に残った箇所
本の中身のかなりの部分を占める、「弁護士ドットコム」の創業からの成長ストーリーはかなり読み応えがあります。創業から上場までを支えた著書の「複業」についても、大いに参考になりました。複業で日銭を稼ぎながら、本当にやりたいことを進めるという形はかなり理想な形である反面、そのスタイルを確立するに至る過程にはなかなか難しいものがあるなと思いました。ぜひ、この形を数年かけて私も確立したいと強く思いました。
また、著書が弁護士さんということもあり、副業にまつわる法律についてもさまざまな観点から記載されている点も勉強になりました。