本の紹介 米国投資本①: 米国つみたて投資, 太田 創, かんき出版
本日は、私の蔵書の中から、投資初心者向けの米国投資本の紹介です。
・こんな人におすすめ
✓ 米国株に興味のある人。
✓ これから投資を始めたいが、何を買っていいかわからない人。
・著者紹介
一般社団法人日本つみたて投資協会・代表理事。
関西学院大学卒。1985年、三菱銀行(当時)入行。1988年より約10年間、英国およびブラジルで資金為替・デリバティブ等の運用、投資信託の管理業務に携わる。
その後、2000年から2019年までシティグループ(米)、UBS(スイス)、フィデリティ(米)、GCIにおいて投資信託のマーケティング・商品企画を統括。
2019年に一般社団法人日本つみたて投資協会を設立し、代表理事就任。(本書より転載。)
すなわち、金融の専門家が書いた、「米国株」についての「つみたて投資」に関する本です。
・購入動機
米国株投資は購入当時、すでに初めていた私でしたが、米国株投資を続ける理由を求めて購入したのがこの一冊です。図や具体的な数値を用いながら、平易な言葉で語られている本書は、米国株を始める方々には非常に良い本であると確信しています。
・読後の感想、印象に残った箇所
金融の専門家である著者が、なぜ資産運用をするのか、なぜ米国株なのかなど、米国株を使って資産形成すべき理由について、説得力を持って説明しているのが本書です。読後には、米国株への傾斜を高めるに至りました。
また、具体的に商品の紹介もされており、これから米国株投資を始めようという方の入口の書として最適化と思っています。
今回のような下落相場を体験した身としては、つみたて投資の価値が今後より一層重視されることと思っております。
本書の中で語られる本田静六や、ウォーレン・バフェットの有名なエピソードや考え方も知らない人にとっては価値ある文章だと思います。
直近では、乱高下を続ける米国株相場ですが、高値を知っている私からすると、エントリーのタイミングとしては近年では最適だと思っています。本書を手に取って、積立投資により資産形成をスタートのも良いかもしれません。