公認会計士ぐっちのブログ 

地方出身、首都圏在住、自由な生き方を目指す公認会計士のブログです。株式、不動産などの投資、勉強、旅などをテーマにブログ書いています!

投資 J-REITの魅力:毎月配当金ポートフォリオや、特徴・情報収集法は?

こんにちは、公認会計士のぐっちです。
本日は、J-REITの魅力について書いてみたいと思います。昨日も朝から配当金1万円弱の入金がありました。この安定した高額配当がJ-REITの魅力ですね。彼これ数年私はJ-REITに投資を続けているわけですので、今回はJ-REITについて書いてみたいと思います。
投資ブログを冠しながらほとんど投資のことを書けていないので、たまには投資のことを書いてみます。それでは、具体的なメリットや情報収集について書いてみたいと思います。
 

 

利回りが相対的に高い

もはや、預金の利回りと比べるつもりはありませんが、株式利回りとと比べてもかなり好利回りということができると思います。J-REITであれば上位を見れば5%程度の利回りもざらに存在します。現在のJ-REITの平均の利回りは3.48%(4月16日現在)であり、しっかりと銘柄を選べば3%~4%の利回りというのは固く確保することができます。
 

小口から資産分散可能

 不動産投資に分散投資をしたいというニーズはあると思いますが、なかなかマンション一室だったり、一棟買いだったりを考える数戦千万円単位のお金が必要になってきます。 そこで J-REIT の役目役割です。 J-REIT であれば数万円程度から100万円弱で少額からの分散投資が可能です。また、J-REITはそもそも不動産投資信託で、J-REIT銘柄自体が分散行っているため、分散を図りながら資産運用を行うことができます。
 

配当金は年2回が多い。

多くのリードが 年2回の配当を実施しています。安定配当はJ-REITの魅力の1つです。
 

6銘柄持てば、毎月配当金状態も作れる。

 J-REIT の配当月はまちまちで、これもJ-REITの一つの魅力かなと思います。 つまり、今月配当金の権利を得たいと思えば今月配当月を迎えるJ-REITを買えば、即座に配当の権利を得られるわけです。結局は入金されるのは3ヶ月後になってしまいますが、思い立ったその月から配当の権利獲得が可能です。
また、配当月の異なるJ-REIT6銘柄持つことによって年2回の配当ですから、毎月配当金を得ることが可能になります。これは非常に私はメリットと感じていますし、現在は実際に毎月配当入金のポートフォリオを作っている状態を築き上げています。
 

どこから情報を得る?

 さて、J-REITについてはどこから情報を得て、銘柄を選定したらいいのでしょうか。おススメというか、これはJ-REITに投資をしてる方皆さんご覧になってると思いますが、JAPAN REIT.comというサイトがありまして、このサイトを非常にわかりやすく、J-REITについての情報が一元化されている素晴らしいサイトです。
JAPAN REIT.com
 
以上、本日はJ-REITの紹介でした。皆さまも資産運用の一つの手段として検討してみるのもいいかもしれません。本日で総計100ブログになりました。特に最初は拙い記事が多かったですが、今後ともよろしくお願いいたします。それでは良い週末を。
 

まだまだ間に合うマイナポイント

こんにちは、公認会計士のぐっちです。
今日はマイナポイントについてです。
 
最近はGotoキャンペーンなどの影に隠れて、あまり目立たない存在という印象も個人的にはありますが、こちらもそれなりにお得な制度です。
私自身も家族全体で既に15,000ポイント(=15.000円相当)を受領しました。(ポイントもほとんど使ってしまいました。。。)
 
当初ポイント付与については先着4,000万人ということをきいていたので、それなりに急いでポイント取得したのですが、こちらの時事通信の記事では11月19日時点で申込者が約940万人と報じられており、まだまだ全然間に合いますね。来年3月までとなっていた期限についても延長する方針とのことです。
 
今回はもう一度ポイントについて振りかえってみたいと思います。
 

・1人当たり5,000ポイント。子供も含め対象

1人当たり5,000ポイント付与ですが、大事なのは世帯当たり5,000ポイントでなく、マイナンバーカードを作成した家族1人当たり5,000ポイント付与されるということです。
大家族ほど有利です。子供も対象となります。
それほど労せず、5,000円以上のポイントが手に入りますので、ポイントを取得するほかないと思います。
 

・まずはマイナンバーカードを取得

マイナポイント取得のためには、まずマイナンバーカードの作成が必要です。
こちらも非常に簡単で、交付申請書を郵送するだけでOKです。
詳しくは総務省のウェブサイトを確認ください。
 

・次はマイナポイントの申請

マインナンバーカードの取得が終わったら、次はマイナポイントの申請に移ります。
こちらも非常に簡単で、アプリを取得してのスマホでの申請が簡単でお勧めです。
詳しい方法はこちらも総務省のサイトで確認可能です。説明動画もあり、簡単にできると思います。
 
以上、本日はマイナポイントの紹介でした。このようなお得な制度の活用とともに、投資のために、節約にも努めたいと思います。

ビジネスエリートになるための 教養としての投資,、奥野 一成、ダイヤモンド社、2020年

 みなさん、こんばんは。公認会計士のぐっちです。 今日から早いもので11月です。 今年もあと2か月ですね、がんばりましょう。 今日はお勧めの投資本の紹介です。投資に活きるファンドマネジャーが書いた本です。

「ビジネスエリートになるための 教養としての投資,、奥野 一成、ダイヤモンド社、2020年」
 

 

・こんな人におすすめ 

✓ 投資を始めたい方
✓ 投資をビジネスに活かしたい方
✓ 投資手法を確立したい方
 

・購入動機

書店でタイトルの惹かれて購入に至りました。
投資をすることにより、投資で培った知識や経験、考え方をビジネスに活かすという考えは、以前から投資を行っていた自分としても賛同できます。
 

・著者紹介

以下の通り、ファンドマネジャーが書いた投資本です。
 
奥野 一成
農林中金バリューインベストメンツ株式会社常務取締役兼最高投資責任者(CIO)。京都大学法学部卒、ロンドンビジネススクールファイナンス修士(Master in Finance)修了。1992年日本長期信用銀行入行。長銀証券、UBS証券を経て2003年に農林中央金庫入庫。2007年より「長期厳選投資ファンド」の運用を始める。2014年から現職。日本における長期厳選投資のパイオニアであり、バフェット流の投資を行う数少ないファンドマネージャー機関投資家向け投資において実績を積んだその運用哲学と手法をもとに個人向けにも「おおぶね」ファンドシリーズを展開している。
 

・読後の感想、印象に残った箇所

「売らない株を買えばいい」という章がありますが、この考え方には非常に賛同します。
私自身も投資をやっていても、なかなか投資方針が定められない時期が続きましたが、結果的に長期的な成長が期待出来て、参入障壁も高い企業を選ぶべきという著者の主張はもっともです。そのような株をぶれなく買っていくことが投資で成功する近道なのかもしれません。
ファンドマネジャーとしての具体的な株式投資の方法も紹介されており、投資家には参考になる1冊です。投資初期にこんな本があったらなと思ったのが私の感想でした。
 

有報を読もう③:株式投資初心者の視点で見る開示書類

みなさん、こんばんは。公認会計士のぐっち(@CPAgucci)です。

前回は、上場企業の開示スケジュールについて、「有報を読もう②:上場企業の開示スケジュール」というタイトルでブログを書かせていただきました。
上場企業は多くの開示書類の開示が義務付けられていることが理解いただけたと思います。
 
今回は、株式投資初心者の視点で、上場企業の開示書類をそれぞれのタイミングごとにどのように見ていくか。紹介したいと思います。
 

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決算発表時(3月決算期末の場合、4月~5月)

前回のブログにも書きましたが、四半期ごとの決算発表時には、決算短信が開示されます。
開示に力を入れている会社は、決算短信と同時に決算説明会の開示資料やビデオもIRサイトで公表しています。私の場合、定期的にウォッチしている会社の決算説明会は、大体決算説明会翌日にはIRページにアップされていることが多いので、そちらで確認するようにしています。ですので、決算開示のタイミングでは、決算短信+α(決算説明会資料等)を確認します。
 
決算短信においては、各企業の業績予想も公表されます。こちらは決算短信のサマリー情報(最初のページ)の下段に記載されています。四半期においては前期末において公表された決算短信における業績予想と、実績との比較を行いつつ、業績修正の有無を確認します。
ここでのポイントは決算説明資料を用いて、単に業績予想との比較を行うのではなく、なぜ乖離が起きているかについて仮説を立てて検証を行うことです。これによって、乖離が起きたのが一時的な原因なのか、中長期的に継続していく傾向なのかをつかむ必要があるためです。
また、複数の報告セグメントがある会社においては、セグメント情報の確認をします。各セグメントごとに、売上高やセグメント利益の比較を行います。具体的には、セグメントごとに、どのような変化をしているか比べることによって、好調の事業とそうでない事業を見極めます。このように、セグメント情報を見ることで、その企業の主要な事業は何で、どの事業が伸びているかを見ることが重要です。
第2四半期、期末においてはキャッシュ・フロー計算書も開示されるため、キャッシュの状況を把握するために、こちらも確認します。企業の本業の成果である営業キャッシュ・フローと、企業の投資活動成果である投資キャッシュ・フローを中心に見ていきます。
 

招集通知入手時(3月決算期末の場合、5月~6月)

次に、招集通知です。
招集通知とインターネット開示事項に情報が分かれていることが最近は多いので、両方見ます。
招集通知には定時株主総会における議案が記載されており、配当や役員の選任など会社の大きな方向性を決定づける内容も含まれているため、確認が必要です。
事業報告においては、年度末時点における大株主の状況も開示されるのでチェックします。
また、この時点までにおいては監査法人による監査も完了しているため、決算も監査済の情報となります。
私は近年複数の企業の株主総会に出席していますが、株主として投資ポジションを見極める上でも、社会見学としても参加をおすすめします。多くの場合は社長自ら企業の業績や今後の計画について語られる場のため、企業のことを知るうえで非常に良い機会であると思います。また、株主総会は企業の雰囲気も垣間見ることができ、貴重な機会でもあります。ぜひ、出席をお勧めします。
 
 

有価証券報告書(四半期報告書)提出時(3月決算期末の場合、6月)

最後に有報(四半報)です。
有報、四半報は各四半期の最後に開示されますので、詳細な情報が盛り込まれています。
私は主に「経理の状況」を中心に内容の確認をしていきます。
決算数値とともに、注記や重要な後発事象についても確認をしていきます。注記は財務諸表の詳細情報であり、重要な後発事象とは、決算日後に生じた事象のうち、重要なものに係る開示です。決算短信や計算書類の中でも、時点や要求事項の違いで記載されない項目もあるため、改めて確認します。
また、良く知らない企業については、沿革や事業の内容、関係会社の状況などを確認して企業の概要の把握をします。
 
以上、内容的には初心者向けの内容でしたが、今回書いた内容を見るだけでも最初はそれなりに時間がかかります。慣れてくると確認する時間も短くなりますので、一度に複数の企業のチェックも可能になると思います。投資を継続する中で、四半期ごとの業績の確認も重要な要素であると思いますので、是非習慣づけてもらえたらと思います。それでは。
 
 

今日の節約術!格安SIMの利用法。利用料金公開!

今日は節約について書こうかと思います。ここ1か月ほど株式市場は乱高下を繰り返しております。私もそれなりに痛手を被っており、投資の難しさを改めて痛感しております。一方で、節約に関しては投資と比べ、自分でコントロール可能な範囲が非常に高く、安定した回収が見込めます。

節約の1つとして、もう数年間、いわゆる格安SIMを使い続けています。当初使用時から引き続き、圧倒的に携帯料金が安くなりました。今日はその成果や活用法についてシェアしていきたいと思います。

  

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毎月のデータ容量切替により、ケータイ料金を抑える。

当初は12 GB のプランに入っていましたが、これを3 GB ないし6GBにすることによって、以前よりもさらに安く運用しています。

月によってはデータ利用量が多いため、繰越のデータ容量が少なくなった時点で3GBに変更することを繰り返すことで価格を抑えることに成功しています。変更は月末まで可能なため、月末が近づいた時点で毎回判断しています。今月も、在宅勤務の影響もあり、データ利用料がかなり少なかったため、6GB→3GBへの変更を実施しました。実際2018年以降のケータイ料金の平均は以下の通りでした。いずれも家族二人の合計の料金です。

 

実際の成果公開

以下は、2018年以降の月々のケータイ料金の平均です。

2018年平均 3,878円

2019年平均 5,032円

2020年平均 4,582円

 

2019年以降はデータSIMを追加しiPadに入れているため、少し高くなっていますが、それでも家族2人、合計3回線で現状この料金です。以前と比べるとかなり安くなっているのは事実です。

いかがでしょうか。シェアSIMを活用することにより、とても安い料金で運用することができています。ちなみに、私が使っている業者はずばりBIGLOBEです。BIGLOBEは2017年からKDDIグループに入っており、au回線を使っておりますが、こちらも特段不便はありません。

 

光回線の活用

当初は自宅では光回線は利用しておりませんでしたが、今は自宅でインターネット回線を用いることになったため、意図的に自宅で携帯を使う機会を増やし、携帯電話におけるデータ容量を減らすことに成功しました。

自宅でも高速インターネットを利用でき、ケータイ代金を含めた全体の料金はあまり変わっていないため、この変更はほとんどマイナスなく、プラスの変更でした。

 

NURO光 for マンション」について

インターネットの光回線についてもたまたまSONYが提供する「NURO光forマンション」を契約可能な環境であったため、こちらも大変重宝しています。NUROの仕組みは面白い仕組みで、同じマンションに加入者が多いほど、世帯当たりのインターネット料金が安くなる仕組みです。これはとっても画期的で、良いなと感じています!

https://www.nuro.jp/mansion/price/

私自身も、月々税込み2,068円で運用できていますし、特に回線速度についても、YouTubeなどの動画を見ても不便はありません。

 

NURO光についてはソニーが提供するインターネットサービスで、「NURO光 forマンション」の利用条件としては、マンション全体でNUROのサービスが使えるかどうかというのは決まっているため、そこがひとつのハードルにはなります。仮にあなたのマンションがNURO光に加入可能であれば圧倒的に安い価格でインターネットサービスを利用することも可能になります。一度検討してみるのもいいかもしれません。

 

有報を読もう②:上場企業の開示スケジュール


前回は、上場企業の開示資料について解説させていただきました。

 

それでは、企業はどのようなタイミング有価証券報告書等を開示するのでしょうか。

企業の主な決算に関する開示のスケジュールはどのようになっているのでしょうか。その辺りについて、今日は見てみましょう。

 

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決算短信、計算書類、有報(四半期報告書)がどのようなタイミングで開示されるかについては、以下の通りです。

 

決算短信のスケジュール

まず、決算短信ですが、以下の通り決算短信の記載要領に記載があります。

 

「・ とりわけ、事業年度又は連結会計年度に係る決算については、遅くとも決算期末後45日(45日目 が休日である場合は、翌営業日)以内に内容のとりまとめを行い、その開示を行うことが適当であり、 決算期末後30日以内(期末が月末である場合は、翌月内)の開示が、より望ましいものと考えられ ます。」(決算短信・四半期決算短信 作成要領等より抜粋)

 

すなわち、45日以内には開示すべきであり、30日以内、つまり決算期末翌月の月内開示が望ましいということです。

 

計算書類のスケジュール

次に計算書類ですが、招集通知に組み込まれるため、招集通知の発送前に作成が必要です。より細かくいうと、その前には、計算書類については会計監査人(公認会計士監査法人)の監査、監査役の監査、取締役会の承認が必要になりまので、会計監査人の監査の前に計算書類の提出が必要となります。

招集通知自体は、公開会社の場合、定時株主総会の2週間前までに発送する必要がある(会社法第299条)ため、その時期にはおおやけに開示されることになります。

 

有価証券報告書(四半期報告書)のスケジュール

それでは、有価証券報告書はいかがでしょうか。

有価証券報告書は前回記載した通り、金融商品取引法に基づき作成が義務づけられています。

有価証券報告書の提出期限は、事業年度終了後、3か月以内に提出が必要です。(金融商品取引法第24条)

また、四半期報告書の提出期限は、有価証券報告書よりも少し短く、各四半期末終了後、45日以内に提出が必要です。(金融商品取引法第24条の4の7第1項)

 

開示スケジュールまとめ

上記のとおりであり、スケジュールをまとめると、以下の通りとなります。

・四半期末:決算短信(45日以内)→四半期報告書(45日以内)

・年度末:決算短信(45日以内)→計算書類(遅くとも定時株主総会の2週間前)→有価証券報告書(3か月以内)

 

具体例で見ていきましょう。

開示が比較的早い、日本電産株式会社ですと、以下の通り開示されています。

・四半期末(2019年度第3四半期):

 決算短信 2020年1月23日

→四半期報告書 2020年2月13日

・年度末(2018年度)

 決算短信 2019年4月23日

→招集通知 2019年5月27日(発送は5月31日)

有価証券報告書 2019年6月19日

 

本日は開示スケジュールのまとめでした。皆さまのご参考になれば幸いです。それでは。